RecentLauncher Support

詳細ガイド

操作方法・スニペットマクロ・クリップボード互換性・設定・バックアップ・セキュリティ

■ 基本操作ガイド

1. はじめに(基本操作)
  • 起動後はタスクトレイに常駐します。
  • パネル表示は Ctrl + Shift + Space(初期設定)です。
  • タスクトレイアイコンを左クリックしてもパネルを開けます。
  • Esc キーかパネル以外の場所をクリックするとパネルを閉じます。
  • パネル上部の検索ボックスで履歴を絞り込めます。
2. 履歴タブの使い方
  • 履歴アイテムをクリックすると、対象アプリへ貼り付け(またはファイルを開く)します。
  • ↑ / ↓ で選択、Enter で実行、Delete で削除できます。
  • アイテムのドラッグ&ドロップに対応しています。
  • ピン留めすると上部グループに固定されます。
テキストアイテムは右クリックメニューから、
大文字 / 小文字 / 前後空白除去 / URLエンコード / URLデコード が使えます。
ファイルアイテムでは「ファイルの場所を開く」が使えます。
3. 連続貼り付けモード
検索ボックス右のピンボタン(📌)で ON/OFF できます。
ON の場合、実行後もパネルを閉じず、連続で貼り付けできます。
4. スニペットタブ
  • 「+ スニペットを追加」で新規登録します。
  • スニペットをクリックすると貼り付け実行します。
  • 右クリックで編集・削除できます。
  • 本文に マクロ(例: {date}、{username})を埋め込むと、貼り付け時に自動展開されます。→ マクロ一覧
5. アプリタブ
最近使ったアプリ一覧が表示されます。クリックすると対象アプリを起動します。
6. アプリフィルタチップ
履歴タブの上部に、コピー元アプリ別の絞り込みチップが表示されます。
チップをクリックするとそのアプリからの履歴だけを表示し、再クリックで解除します。
テキスト検索との組み合わせ(AND 条件)にも対応しています。
7. テキスト変換(スマート貼り付け)
テキスト履歴を右クリック →「スマート貼り付け」から変換して貼り付けできます。
  • 大文字 / 小文字 / 前後空白除去
  • URLエンコード / URLデコード
  • Base64エンコード / Base64デコード
  • 改行 → スペース(1行化)
  • Markdown引用化(各行に > を付加)
  • JSON整形(インデント付き整形)
  • HTMLタグ除去
JSON整形・Base64デコードは不正フォーマットの場合エラーを表示します。
8. LAN受信箱
LAN共有で受信したアイテムは、まず「受信箱」タブに入ります。
受信箱では各アイテムに対して次の操作ができます。
  • 取り込む: 履歴に追加します。重複の場合は受信箱のみ削除(スキップ)されます。
  • 削除: 受信箱から削除します(履歴には追加しません)。
取り込みにエラーが発生した場合はアイテムが受信箱に残ります。
9. キーボードショートカット
パネルが開いているときに使用できるショートカットです。
Ctrl + 1〜9リスト上位 N 番目のアイテムを即座に貼り付け
Ctrl + Tab次のタブに切り替え(履歴→受信箱→スニペット→アプリ)
/ キー検索ボックスにフォーカス(Vim 風操作)
↑ / ↓アイテム選択移動
Enter選択アイテムを実行
Delete選択アイテムを削除
Escパネルを閉じる

■ スニペットマクロ一覧

スニペットの本文中に以下のマクロを記述すると、貼り付け実行時に自動展開されます。
スニペット編集ダイアログにもマクロ一覧が表示されています。

日付・時刻
{date} 今日の日付(yyyy-MM-dd) 例: 2026-05-28
{date:書式} .NET の DateTime 書式を自由に指定できます 例: {date:M月d日} → 5月28日
例: {date:M/d} → 5/28
{time} 現在時刻(HH:mm) 例: 21:00
{datetime} 日時(yyyy-MM-dd HH:mm) 例: 2026-05-28 21:00
{year} 年(4桁) 例: 2026
{month} 月(2桁・ゼロ埋め) 例: 05
{day} 日(2桁・ゼロ埋め) 例: 28
{weekday} 曜日の略称(システムロケールに従う) 日本語環境: 水 / 英語環境: Wed
システム情報
{username} Windows のログインユーザー名 例: momosuke
{machine} PC のホスト名(コンピューター名) 例: MY-PC
{uuid} 新しい UUID(実行のたびに異なる値が生成される) 例: 3f2504e0-4f89-11d3-…
クリップボード
{clipboard} クリップボードの現在テキストをそのまま挿入 —
{clipboard:upper} クリップボードのテキストを大文字に変換して挿入 hello → HELLO
{clipboard:lower} クリップボードのテキストを小文字に変換して挿入 HELLO → hello
{clipboard:trim} クリップボードのテキストの前後空白・改行を除去して挿入 —
文字
{newline} 改行文字(LF)を挿入する 単一行入力欄でも改行を含めたい場合に
{tab} タブ文字を挿入する —
使用例
日付入り署名
{year}年{month}月{day}日({weekday}) 担当: {username}({machine})
日報テンプレ
【日報 {date}】 ■ 本日の作業 ■ 明日の予定
件名テンプレ
[{date:M/d}({weekday})] {clipboard}
UUID 発行
ID: {uuid}
クリップを大文字化して挿入
定数名: {clipboard:upper}
{date:書式} には .NET の標準・カスタム書式指定子がそのまま使えます。 書式例: yyyy/MM/dd、yyyyMMdd、M月d日 など。

■ クリップボード互換性について

RecentLauncher は、コピー内容を自動判定して適切な形式で保持していますが、 複数形式を同時に含むデータ等(例: Excel のコピー)では、貼り付けの際に一部のみ再現 になる場合があります。

クリップボード履歴は、すべてのアプリ固有形式を完全再現する仕組みではありません。 特に Office 独自形式やアプリ専用データは、環境や貼り付け先によって再現結果が変わります。
データ種別ごとの想定
プレーンテキスト メモ、コード、URL など 高 ほぼそのまま貼り付け可能です。
HTMLリッチテキスト Webページの装飾付きテキスト、メール本文など 中〜高 HTML対応先では装飾維持、非対応先では装飾が落ちることがあります。
CSV 表データ(区切り文字) 中 文字列としては再現されますが、貼り付け先で表として扱われないことがあります。
画像 スクリーンショット、画像コピーなど 中 画像として貼り付け可能ですが、元データ固有の情報は落ちることがあります。
未知フォーマット(カスタム) Office独自形式、アプリ固有形式など 低〜中 復元できる場合は貼り付け可能ですが、相手アプリや環境依存で失敗することがあります。
ファイルコピー系 Explorerでのファイルコピーなど 低〜中 環境により再現可能ですが、パスや OS 状態に依存して失敗することがあります。
※ この表の再現性は目安です。コピー元アプリ、貼り付け先アプリ、Windows の状態、セキュリティ製品の介入状況によって結果は変わります。
状況別の期待値
同じPC・同じアプリ間で即時貼り付け最も成功率が高いです。
同じPC・別アプリへ貼り付け共通フォーマット部分のみ再現されることがあります。
アプリ再起動後の貼り付けテキストは安定しやすいですが、画像や未知フォーマットは一時データ状態に依存します。
別PC(LAN共有経由)で貼り付けテキストは比較的安定しますが、未知フォーマットは再現率が下がります。
セキュリティ製品やポリシーが厳しい環境取得・復元がブロックされ、保存や貼り付けができない場合があります。
運用上のおすすめ
  • 完全再現が必須の業務データは、クリップボード履歴ではなく 元ファイル共有 を推奨します。
  • 互換性重視なら、コピー元と貼り付け先を 同系アプリ に揃えてください。
  • 別PC共有では、テキスト中心の運用 が最も安定します。

■ 設定タブごとの要点

外観透明度、ハイライト表示時間
履歴最大保存件数、重複ポリシー
一般自動起動、ホットキー、ホットコーナー、除外アプリ、ブロックキーワード
LAN共有共有設定、制限、信頼済み端末、監査ログ、手動IP
データエクスポート / インポート
監視フォルダ監視対象フォルダとサブフォルダ設定

■ バックアップ / 復元

  • 設定 > データ > エクスポート で ZIP 保存できます。
  • ZIP には設定・履歴DB・一時データが含まれます。
  • インポート は現在データを置き換え、完了後に再起動します。
大事な環境で使う場合は、設定変更前やLAN共有設定変更前にエクスポートを取っておくと安全です。

■ セキュリティ / 運用上の注意

RecentLauncher は、クリップボード監視・常駐・LAN通信を行います。 そのため、EDR(例: Falcon Sensor)環境では事前に許可申請が必要な場合があります。会社のシステム担当などに確認してください。 なおLAN通信は完全OFFも可能です。